積水化学工業(株)住宅カンパニーは9日、団塊ジュニア層をターゲットにした小規模間口・奥行の敷地に対応する3階建て住宅「デシオBR」を7月28日より沖縄、積雪地区を除く全国で発売すると発表した。
「デシオBR」は、同社ならではの温熱性能を採用。新・階段空間「スキップ・タワー」によって生まれる開放感とプラスアルファ空間により、“どこにいても家族とつながっている”と感じることができ、高いレベルで快適さを維持することができる。
新・階段空間「スキップ・タワー」は、オープン階段と踊り場の交流コーナー「PIT」で構成され、この「PIT」と各階フロアの床面との組み合わせにより、住人のライフスタイルに合わせた32通りの階段空間を創出する。スキップ・タワーの採用により、立体的な空間の広がりと家族のコミュニケーションが促進され、限られた広さでも吹き抜け効果で開放感が得られるとともに、通風・採光が向上する。
また、同社の独自技術で開発した新外壁「ビオレジストーンウォール」も採用。紫外線や二酸化炭素、その他気象条件などの劣化要因に対し強さを発揮し、永く美しい外壁を保つ。またメンテナンスのための塗装が不要でライフスタイルコストを大幅に削減する。新外壁の高い強度とボックスラーメン構造躯体との組み合わせにより、3階建てオープンプランでも品確法最高等級を標準仕様とした。
販売価格は3.3平方メートル当たり67万円から。販売目標は07年度でデシオシリーズ全体800棟を見込んでいる。