東京都はこのほど、『安心して住宅を売買するためのガイドブック(戸建住宅編)』、『あんしん なっとく 有料老人ホームの選び方』など、住まいに関する小冊子を相次いで発行した。
『安心して住宅を売買するためのガイドブック』は、新築に比べ割安などのメリットがある既存住宅が、品質や性能等の不安から流通が伸び悩んでいる現状を鑑み作成されたもの。売買にあたっての確認事項がチェックリストで提示されているほか、「重要事項説明書」「土地・建物売買契約書」の締結の際の留意点などを具体的に説明。都市整備局のホームページで全文が掲載されているほか、8月27日(月)より都民情報ルームでも販売される予定。
また、『あんしん なっとく 有料老人ホームの選び方』は、有料老人ホームに関する基礎的な知識や各種情報の活用方法、目的に合った選び方などを解説。入居するまでの流れを7つのステップで解説しているほか、希望や資金計画、ホームの詳細をメモするチェックリスト、「ホームの経営状態のチェック方法」といったコラムなどで構成。3万部発行される予定で、都民情報ルーム、東京都消費生活総合センターおよび区市町村窓口などにて無料で配布される。