不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/7/27

平成18年度の会員住宅着工戸数はほぼ前年並み/木住協が自主統計

 (社)日本木造住宅産業協会(会長:矢野 龍氏)は26日、「平成18年度木住協自主統計および着工統計分析報告書」を発表した。同協会の1種正会員(ハウスメーカー・ビルダー)270社にアンケートし、255社から回答を得た。また、今回から、「次世代省エネルギー基準適合住宅」についても調査を行なっている。

 18年度の会員企業の新築住宅戸数は7万1,446戸(前年度比0.0%、34戸増)とほぼ前年並み。このうち、木造戸建住宅は6万7,985戸(同▲2.0%)と減じている。これは、大手会員2社の退会によるもの。共同住宅は3,461戸(同71.4%増)、木造3階建て住宅も2,795戸(同21.7%増)と大きく増加した。

 平成14年度を100とした平成18年度の実績値は128.2で、同期間の国交省・住宅着工統計での新設木造住宅の伸び(109.8)を大きく上回った。また、同統計に占める同協会会員のシェアは83.1%(同0.5ポイント増)となった。

 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(品確法)に基づく設計評価住宅(戸建て)は1万2,048戸(同▲5.2%)、建設評価住宅(戸建て)は3,943戸(31.0%増)だった。また、木造戸建住宅のうち、「次世代省エネルギー基準適合住宅」は2万2,240戸で、そのシェアは32.7%だった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆