国土交通省は30日、「まちづくり計画策定担い手支援事業」の助成団体の2次募集を開始した。
同事業は、市街地の整備改善につながる都市計画の提案の促進を図ることを目的に、地域におけるまちづくりの担い手が、自ら主体となって地区計画等の都市計画の素案を作成するため、必要な経費を国が直接補助するというもの。
補助対象となるのは、地区計画等都市計画の提案素案の作成、そのための調査等を専門家に依頼するために要する費用。補助限度額は、1ヘクタールあたり500万円(重点密集市街地については1地区あたり2,000万円を限度)で、重点密集市街地については100%、その他については50%まで補助が受けられる。9月28日まで募集を行ない、10月末に助成対象事業主体を決定する。
なお、07年4月16日から6月1日にかけ行なわれた1次募集へは、22件の応募申請があり、このうち13件を助成対象として認定した。