(株)ビルディング企画(東京都港区、社長:中村郁文氏)は、2007年6月度の全国4大都市圏(東京・神奈川、名古屋、大阪、福岡)の主要エリアにおけるオフィスビル市況をまとめた「LEASING REPORT 2007年8月号」を発表した。
同調査は、07年6月1日~30日までの期間にテナント募集を行なったオフィスビル合計1万2,561棟を対象にしたもの。
都内主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の大型ビルの平均募集賃料は、坪単価2万9,914円と前月比1,120円上がり、平均空室率は2.78%と前月比0.07%上がった。
同社では、今月度の調査期間が企業の多くが決算期に当たることから、テナント企業の好況を反映した季節的要因が多いと分析。また、空室率が2ヵ月連続で上昇していることから、相場の上昇傾向に歯止めがかかると予測している。
その他主要エリアのオフィス市況についての詳細は、「ビルNAVI」で公開している。