住友不動産(株)は2日、2008年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(2007年4月1日~6月30日)の連結売上高は2,114億7,600万円(前年同期比21.6%増)、営業利益586億2,400万円(同50.3%増)、経常利益526億6,600万円(同54.8%増)、当期純利益299億500万円(同54.4%増)。
不動産賃貸事業は、既存ビルの空室率改善と賃料上昇、新規ビルの稼動により営業収益721億2,100万円(同12.2%増)、営業利益281億9,400万円(同22.4%増)と伸長。不動産販売事業は、期中1,751戸を計上。通期計上戸数の約4割を消化した。前期末竣工物件の引渡しがずれ込んだためで、その結果営業収益は931億8,700万円(同26.2%増)、営業利益279億1,700万円(同87.0%増)と大幅増益となった。
通期では、連結売上高7,000億円、営業利益1,500億円、経常利益1,200億円、当期純利益600億円を見込んでいる。