(株)コマーシャル・アールイー(CRE)は3日、2008年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(2007年4月1日~6月30日)の連結売上高は61億9,900万円(前年同期比▲1.9%)、営業利益▲2億2,300万円、経常利益▲3億5,200万円、当期純利益▲2億6,400万円。
PM事業の売上高は38億3,800万円(前年同期比26.2%増)。物流施設を中心とする従来からの管理事業が安定的に推移したことに加え、住居系PM事業の事業規模の拡大にともない、売上高も拡大している。
AM事業は、売上高は23億6,000万円(前年同期比▲28.0%)。建築完成工事が期末に集中すること、開発型物件の販売が期後半に偏ることなどが要因だが、期初に公表した業績予想に対し、販売、仕入れともにおおむね計画どおりに推移している。
当期は、同グループの認知度向上を目的とした広告宣伝費の増加や、事業規模拡大に併せた人員増等による販売費の増加により、営業損失を計上。しかし、下期に向けての仕入れ等も順調に進捗しており、通期については、業績予想を達成できると見込んでいる。
通期(2007年4月1日~2008年3月31日)は、連結売上高600億円(同22.3%増)、営業利益50億円(同37.7%増)、経常利益43億円(同38.7%増)、当期純利益22億円(同106.3%増)を見込んでいる。