大規模ショッピングセンター(SC)の開発・運営を手がけるイオンモール(株)と(株)ダイヤモンドシティが21日に合併。新たに「イオンモール(株)」としてスタートした。同社は、今回の合併に伴い、2008年度~10年度を計画年度とする中期経営計画を策定、発表した。
中期計画では、「2017年度に、世界のディベロッパー・SC面積ランキングでベスト5にあたる『グローバル5』入りすること」を経営ビジョンに定め、新規モールの出店拡大、モール収益力の向上、国際事業の本格的な展開、活性化ビジネスへの取り組みなどを展開。2010年度の小売売上高2兆円、営業収益2,000億円、経常利益600億円をめざす。
今秋には、「イオンモール羽生」(埼玉県羽生市)と「イオンモール日の出」(東京都西多摩日の出町)をオープン。運営SC数は46店舗となる。今後も、地域に根ざしたモール開発を進めるため、東日本、中部、西日本、九州などエリア別での開発体制を強化。また、中国を中心としたアジアでのモールビジネスの本格展開に向けた基盤作りを進める。海外進出により、2017年度には国内外150店舗体制とする。