日本リテールファンド投資法人（JRF）は28日、「イトーヨーカドー四街道店」（千葉県四街道市）を取得すると発表した。取得日は8月30日、取得先は（有）アクティブ・ピース・コーポレーション、取得価額は136億円。
「イトーヨーカドー四街道店」は鉄骨造陸屋根地下1階付2階建て、延床面積5万5,422.47平方メートル。JR総武本線「四街道」駅より北500mに位置するショッピングセンターで、周辺には県道64号線（松並木通り）、66号線（えのき通り）などが整備され、京葉道路など主要幹線道路に接続が可能なエリアに立地。
商圏は1km圏で2万人、3km圏で9.5万人、5km圏で23万人であり、3km圏の居住密度が高いことから底堅い安定した収益が期待できるうえ、競合店が多数存在する千葉県の幕張、蘇我、八千代地区とは10km離れていることから単独商圏が確立されていると判断、取得に踏み切った。
テナントは、マスターリース契約（20年間の普通借家契約）を交わした（株）イトーヨーカ堂を核に、スターバックスコーヒー、ミスタードーナツ、コムサイズム、ABCマートなど約90店の専門店で構成されている。
なお、同物件は旧イトーヨーカドー四街道店を閉鎖後、2005年3月に新たに開業した大型ショッピングセンターで、1階～2階が売り場、地下1階・1階および屋上が駐車場となっている（収容台数約1,400台）。
