不動産ニュース / 開発・分譲

2007/9/4

「セント レジス ホテル」日本初進出で調印/積水ハウス、スターウッド

握手を交わす和田社長(右)とコー氏(左)
握手を交わす和田社長(右)とコー氏(左)

 積水ハウス(株)とスターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドInc.は3日、「セント レジス ホテル大阪」(大阪市中央区、総客室159室)の日本初進出に関して正式調印を行ない、記者会見を開催した。

 積水ハウスでは、大阪市中央区本町3丁目、南本町3丁目にて「御堂筋新世紀・ガーデンシティプロジェクト」を計画。今年2月に「都市再生特別地区」の適用を大阪市より受けており、豊かなライフスタイルを提供する高級ラグジュアリーホテルと高規格オフィスを融合させた計画で、周辺地域の活性化をリードする賑わい拠点として期待されている。

 同計画の1st Stageである「(仮称)本町ガーデンシティ」では、ホテルとオフィス、商業を誘致し、人々が集い活動する拠点をめざす。同ホテルは、同計画にのっとり開発される新築複合ビルの11階から27階に入居する。ビルは、鉄骨造地上27階地下2階、延床面積約5万平方メートルで、地下鉄御堂筋線「本町」駅に直結した場所に立地。建物高さは約131.45mと、淀屋橋・本町地区で一番の高さとなる。

 会見の席上、積水ハウス代表取締役社長の和田 勇氏は「本計画が、大阪の再開発のスタートラインになることを望んでいる。『セント レジス ホテル』は、大阪のランドマークとなっていくだろう。歴史・伝統のあるまちに立地することから、先に建っている建造物のコンセプトを取り入れ、100年、200年経っても魅力あるものにしていきたい」と述べた。
 また、スターウッド ホテル&リゾート ワールドワイドIncアジア太平洋地域統括社長のミゲル・コー氏は「御堂筋は一流ブランドが軒を連ねており、また再開発地域として今後発展が見込まれる最高の立地。積水ハウスとタッグを組み、ホテルが開業できることに興奮を覚えている。今回の上陸により、日本でのラグジュアリーホテル市場を牽引していきたい」と展望を語った。

 開業は2010年を予定している。

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