不動産ニュース / 開発・分譲

2007/9/5

「ThinkPark Tower」竣工式開催/明電舎、世界貿易センタービル

「ThinkPark Tower」外観
「ThinkPark Tower」外観
テープカットの様子
テープカットの様子

 (株)明電舎(東京都中央区、取締役社長:片岡啓治氏)と(株)世界貿易センタービルディング(東京都港区、取締役社長:高橋弘長氏)は4日、「ThinkPark Tower」(東京都品川区)の竣工式および竣工披露パーティーを開催した。

 同物件は「アイディアが成長する街」をめざして、オフィスタワーや商業施設、住居、ホテル、フィットネスを集積したまちづくりが進められている「ThinkPark」内に立地。JR山手線ほか3線「大崎」駅から徒歩2分に位置する、地下2階地上30階、塔屋2階のオフィスタワー。敷地面積1万8,850.00平方メートル、延床面積15万1,937.93平方メートル。
 長周期地震動にも十分な耐震性を有し、高い安全性、居住性を実現。基準階の貸室面積は約3,000平方メートルで、中心部分から窓面までの奥行きは約20mを確保。整形無柱の空間により、テナントのニーズに合うオフィス構成を可能とした。
 また、24時間体制の有人管理、非接触型ICカードによるセキュリティシステムを構築している。

 同物件の低層階に位置する商業施設「ThinkPark Plaza」には、国内外から25店舗のレストランやショップを集積。地域住民に加え、来街者へも快適な空間サービスを提供する商業ゾーンを展開する。店舗数は25店舗、総店舗面積は約4,100平方メートル。
 そのほか、(株)メディカル・ハイネットが運営する都市型医療モール「DOKTORS(ドクトルズ)」や、トラベルサービス、調剤薬局なども入居する。
 「ThinkPark」の敷地全体の約4割を占める「ThinkPark Forest」には、四季折々の自然を満喫できる緑あふれた空間を用意。東京湾からの海風を有効活用し、敷地内の表面温度を大幅に低下させる「風の道」などを設けている。

 パーティーの中で、明電舎取締役社長の片岡啓治氏は「めざましい発展を遂げている大崎地区の中で、『ThinkPark』はランドマークとなるだろう。地域の皆様の憩いの場として、地域の発展に寄与していければ」と述べた。
 また世界貿易センタービルディング取締役社長の高橋弘長氏は「当計画の建設コンセプトは“グリーンアーバニズム”。広大な緑地を設けたため、都市部のヒートアイランド化の対策となるだろう。常に安全で安心できる建物となるよう努力していく」と語った。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。