国土交通省は11日、平成19年7月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
建設工事受注高は4兆4,550億円(前年同月比6.7%増)で、4ヵ月連続の増加。うち元請受注高は2兆9,067億円(同0.8%増)で、4ヵ月連続の増加、下請受注高は1兆5,483億円(同20.0%増)で、2ヵ月連続の増加となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は8,300億円(同0.4%増)で3ヵ月連続の増加。民間などからの受注高は2兆767億円(同0.9%増)と4ヵ月連続で増加した。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は7,718億円(同▲2.8%)。うち、「国の機関」からは2,525億円で(同48.4%増)、「地方の機関」からは5,193億円(同▲16.7%)となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は4,641億円(同2.7%増)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は3,437億円(同32.4%増)で12ヵ月連続の増加。2000年度の調査開始以来、最長となった。