(株)生駒データサービスシステム(IDSS)は11日、2007年8月期の三大都市オフィスマーケット市況速報を発表した。
東京23区の空室率は1.7%(前期比▲0.1ポイント)、主要5区は1.5%(同▲0.1ポイント)となった。300坪以上のまとまった空室を保有するビルが少なくなっており、依然として逼迫したマーケット環境にある。
Aクラスビルの空室率は1.0%(同0.1ポイントアップ)、Sクラスビルの空室率は1.1%(同0.1ポイントアップ)と安定した状況が継続している。
また、23区と主要5区の平均募集賃料は、それぞれ1万3,300円/坪(同170円アップ)、1万3,910円/坪(同240円アップ)となり、引き続き上昇基調で推移している。