不動産ニュース / 政策・制度

2007/9/25

11月から「企業情報公開制度」を開始/日管協

 (財)日本賃貸住宅管理協会は、会員管理会社の業務内容や社内体制を協会ホームページ上で公開する「企業情報公開制度」を、11月から開始する。

 同協会が運営する「預り金保証制度」(加入会社が倒産した場合、1,000万円までの預り金をオーナーに対して保証する制度)が2007年で10年目を迎えることから、同制度を補完するものとして、加入している294社を対象に行なうもの。
 管理会社の経営の透明性を求める声が高まっていることから、より詳細な企業情報を公開することで、オーナーと入居者に管理会社を選択する判断材料としてもらうことを目的としている。

 予定されている情報開示項目は、(1)資本金(2)事業内容(3)店舗数(4)従業員数(うち管理部門従事者数)(5)資格保有者数(6)免許、許可(7)管理戸数、オーナー数(8)管理業務メニュー、など。

 今回の制度開始について、同協会保証制度運営部会長・川口雄一郎氏は「預り金保証制度は、倒産保証ではなく、倒産しない会社づくりが目的で情報公開制度は、保証制度の目的を達成するための手段。どのような管理を行なっているかをオーナーに対してしっかり公開していかなければ、いずれは管理業務ができなくなる時代が来る。透明性を高めることで安定経営を維持し、オーナーに選択される管理会社になることをめざしてもらいたい」と語っている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆