旭ホームズ(株)は25日、高品質な住宅を供給するため、戸建て住宅業界においては初となる、日本建築検査機構(株)が開発した「(仮称)住宅品質管理システム」の全棟導入を行なうことを発表した。
導入のメリットは、第三者による厳しい細密な検査を、図面と現場の両面から受けることにより、住宅の高い品質が確保され、その施行履歴が残ること。
同社は、良質な住宅には、厳しい検査と施工履歴を残すことが要求されると考え、同検査システムの導入に至った。
施工履歴は建物が存在する限り残り、将来、売却時には評価アップによる差別化、改築時にも再確認ができ、現在、将来ともに建物の信頼性が高まる。
建物の基本部位である「基礎・構造・断熱・防水」について設計図面による検査、それが正確に施工されているかを詳細に現場においても検査する。必要部分については、改ざんできないようにしたデジタル画像等を履歴として保管する。
検査データは、建築主にも開示する予定で、将来的にはインターネットよりID等の入力で閲覧できるようになる予定。