アセット・マネジャーズ(株)は11日、2008年2月期中間期連結決算を発表した。
当期(2007年3月1日~8月31日)の売上高は401億9,500万円(前年同期比76.4%増)、営業利益132億6,700万円(同▲4.9%)、経常利益121億5,200万円(同▲10.0%)、純利益46億6,700万円(同▲42.0%)となった。
当期は「投資事業組合に対する支配力基準および影響力基準の適用に関する実務上の取扱い」を適用したことにより、投資事業組合等を連結の範囲に新たに含めたため、従来と比較して売上高等が増加。純利益については、連結対象となったファンドからの物件取得に係る手数料や、配当収入に係る収益計上のタイミングがずれることによる影響を受けた。
マーチャント・バンキング事業では、不動産ファンド事業において、開発型ファンドの物件売却に伴う成功報酬や配当収入が収益に貢献したほか、M&A事業において上場企業の株式売却を進めた結果、売上高は前年同期比85.2%増の379億9,600万円を計上。しかし、前年同期には不動産ファンド事業における大型案件に係る成功報酬等が業績に大きく寄与していたため、利益は前年同期の水準を下回った。
08年2月期通期連結では、売上高730億円(前期比28.3%増)、経常利益210億円(同19.7%増)、純利益95億円(同0.9%増)を見込んでいる。