不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/10/26

「建設経済モデルによる建設投資の見通し」を発表/建設経済研究所

 (財)建設経済研究所は23日、「建設経済モデルによる建設投資の見通し」(2007年10月時点)を発表した。

  これによると、07年度の建設投資は、対前年度比▲3.1%の50兆6,400億円と10年ぶりに増加した前年度から一転、同比で3%を超えるマイナスとなる見通し。政府建設投資は、9年連続の減少となる▲7.5%、民間住宅投資は、建築基準法改正に伴う建築確認制度の見直しなどの影響もあり、▲4.6%を予測。民間非住宅建設投資は、民間土木投資が4.0%増加、民間非住宅建築投資も4.2%の増加となることから、全体では4.1%の増加となる見通し。
 また、07年度の住宅着工戸数は対前年度比▲6.6%の120万1,000戸。団塊ジュニア世代による高い住宅購入意欲により需要は底堅いものの、本年度に入ってからの着工数が、6月の改正建築基準法施工の影響により、前年度比大幅減が見込まれている。

 08年度の建設投資は、対前年度比0.8%増の51兆500億円となる見通し。政府建設投資は、同▲8.2%と引き続きマイナスが予測される。民間住宅投資は、前年度の伸び率のマイナスの影響もあり、同5.9%増と予測。民間非住宅建設投資は、民間土木投資が3.1%の増加、民間非住宅建築投資が5.7%の増加となることで、全体では4.8%と5年連続の増加になる見通し。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆