藤和不動産(株)は10月31日、2008年3月期中間決算を発表した。
当期(07年4月1日~9月30日)の連結売上高は、525億5,700万円(前年同期比66.6%増)、営業利益33億1,700万円(同 12.0%増)、経常利益17億7,900万円(同▲29.2%)、当期純利益12億4,600万円(同▲30.9%)となった。
セグメント別にみると、不動産販売事業では、引っ越し時期の平準化を推進した結果、マンション売上計上戸数が1,234戸(同465戸増)と増加。通期売上計上予定戸数に対する進捗率が73.9%となり、売上高466億1,500万円(同79.1%増)、営業利益28億100万円(同18.4%増)となった。
仲介事業においては、藤和不動産流通サービス(株)の関西地区における新規出店等の営業力強化の取り組みにより一般仲介・賃貸ともに順調に推移し、売上高26億6,600万円(同41.5%増)、営業利益3億7,600万円(同15.6%増)となった。
また、その他事業では、レジャー部門が順調に推移した一方、マンション企画業務受託料が減少したことにより、売上高33億4,800万円(同▲9.7%)、営業利益1億6,200万円(同▲46.9%)となった。
なお通期では、売上高1,720億円、営業利益155億円、経常利益110億円、当期純利益70億円を見込んでいる。