不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/11/12

資産開発事業などが寄与し、増益/サンケイビル08年3月期中間決算

 (株)サンケイビルは9日、2008年3月期中間決算を発表した。

 今期(2007年4月1日~9月30日)は、連結売上高127億5,300万円(前年同期比▲26.7%)、営業利益33億9,100万円(同18.2%増)、経常利益28億6,500万円(同18.0%増)、中間純利益は16億1,600万円(同24.5%増)と減収ながらも増益となった。

 主力のビル賃貸事業においては、既存ビルのほぼすべてで増収となったものの、06年10月に契約を終了した大型サブリース物件の減収により、売上高は前年同期比▲5.5%の58億3,300万円となった。しかしながら既存ビルの増収分の利益分が寄与し、営業利益は同14.4%増の17億4,000万円となった。

 もう一方の主力、住宅分譲事業においては、第3四半期および第4四半期に物件竣工が集中。前中間期に売上計上した62億4,100万円が減収となり、営業損失も1億4,700万円となっている。

 なお、資産開発事業では、収益用不動産の売却収入計上により、売上高は141.2%増の35億9,500万円。営業利益も59.8%増の21億4,000万円となった。
 
 そのほかのセグメントの売上高は、飲食事業で9億5,700万円、建築内装事業で13億7,800万円、ビルマネジメント事業で20億900万円、その他事業が1億5,700万円となっている。。

 なお通期では、連結売上高406億円、営業利益56億5,000万円、経常利益44億5,000万円、当期純利益25億5,000万円を見込んでいる。

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