不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/11/16

繰越工事が順調に推移し売上高17.7%増/長谷工08年3月期中間決算

 (株)長谷工コーポレーションは15日、2008年3月期中間決算を発表した。
 
 当期(07年4月1日~9月30日)の連結売上高は3,664億2,600万円(前年同期比17.7%増)、営業利益303億7,900万円(同11.2%増)、経常利益291億6,000万円(同9.0%増)、当期純利益64億9,800万円(同▲60.1%)。なお、「棚卸資産の評価に関する会計基準」の早期適用による評価損264億円を特別損失計上した。
 
 主力の建設事業は、前期からの豊富な繰越工事が順調に推移し、売上高2,235億円(同10.0%増)となったが、改正建築基準法の影響による業務受託売上の減少、建設労務費・資材の高騰などにより利益率が低下したことで営業利益は163億円(同▲12.0%)となった。単体の分譲マンション受注高も1,369億円(同▲23.1%)と落ち込んでいる。

 不動産事業では、大規模物件などの建築受注を目的とした不動産取引および分譲マンション共同事業による売上が大幅増。また、ハワイ州オアフ島で推進中の戸建分譲事業などが寄与し、増収増益。売上高1,086億(同43.1%増)、営業利益103億円(同95.4%増)と大幅増収増益なった。

 なお、通期については売上高7,350億円、営業利益625億円、経常利益600億円、当期純利益320億円を見込んでいる。

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