大和ハウス工業(株)は19日、同社木造戸建住宅の一部商品の軒裏天井材に、ニチアス(株)製の、必要とされる耐火性能を満たしていない準耐火30分の製品が使用されていたと発表した。
この製品を採用した同社の木造戸建住宅は369棟。
さらに、別の構造方法が採用されていた41棟分の軒裏天井材についても、必要とされる耐火性能を満たしていない旨の報告をニチアスより受けたため、現時点での対象物件数は410棟となった。
同社は、対象物件について、所定の性能を確保するために改修工事を全件実施すると発表。改修方法については、顧客と協議のうえ、早急に実施していくとしている。なお、該当する顧客には、個別に連絡を行なっている。