(株)飯田産業は14日、2008年4月期中間決算を発表した。
当期(2007年5月1日~10月31日)の売上高は571億900万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は21億5,200万円(同▲48.5%)、経常利益は16億7,900万円(同▲56.9%)、純利益は8億600万円(同▲65%)となった。
戸建分譲住宅事業においては、競争の激化が続き、土地の仕入れ価格の上昇を販売価格に転嫁できない状況により、当期売上高は470億1,700万円(同▲11%)に。
また、分譲マンション事業においては、建売住宅との棲み分けを行ない、持家志向の若年層を対象に企画にあたり、優良・安価な用地厳選、建築コストダウンの徹底を図り、売上高は88億400万円(同730.7%増)となった。
請負工事においては3億5,600万円(同64.1%増)、不動産賃貸は1億3,400万円(同14.1%増)、その他不動産収入については1億2,400万円(同12.9%)となった。
通期の見通しについては、戸建て分譲住宅および分譲マンションの一戸当たりの販売単価および販売棟数が当初の計画を下回ることが予想されることから、売上高1,216億円、経常利益41億9,000万円、純利益22億2,000万円を見込んでいる。