不動産ニュース / 開発・分譲

2007/12/26

福岡・天神地区の2大プロジェクトに着手/ディックスクロキ

「今泉1丁目ビル」(旧ハミングバード駐車場)敷地北側国体道路側からの外観(竣工予想図)
「今泉1丁目ビル」(旧ハミングバード駐車場)敷地北側国体道路側からの外観(竣工予想図)
「(仮称)今泉1丁目ビル」(旧岩田屋体育館)
「(仮称)今泉1丁目ビル」(旧岩田屋体育館)

 (株)ディックスクロキは25日、すでに取得している旧ハミングバード駐車場および旧岩田屋体育館を、福岡・天神地区での2大開発プロジェクトと位置づけ、それぞれ開発に着手した。

 旧ハミングバード駐車場へは、鉄骨造地上9階地下1階建て、延床面積7,160.43平方メートルの商業・オフィス複合ビル「(仮称)今泉1丁目ビル」を建設する。商業集積の中心地という立地条件を考慮し、低層部には商業施設を配し、上層部には警固神社の前面というロケーションを生かした快適なオフィスを検討している。着工は08年4月、竣工、施設オープンは09年3月を予定。

 旧岩田屋体育館(敷地面積1,745.17平方メートル)には、鉄骨造地上7階(予定)、延床面積7,361.72平方メートルの商業・オフィス複合ビル「(仮称)今泉1丁目ビル」を建設する。エリアの特徴となっている商業系開発というイメージを前面に押し出さず、静寂な環境にマッチした商業・オフィスの複合型ビルを計画している。着工は08年5月、竣工、施設オープンは09年3月を予定している。

 いずれのプロジェクトも、開発証券型スキームを活用。完成後には、旧ハミングバード駐車場の再開発ビルは約80億円で米系金融機関が運用するファンドへ、旧岩田屋体育館再開発ビルは約60億円で不動産ファンドへ、それぞれ開発型SPCから売却される予定。 

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