大和ハウス工業(株)はこのほど、国土交通大臣認定を不正に取得していたニチアス(株)製の軒裏天井材、耐火間仕切り壁の使用状況と改修予定を発表した。
住宅用軒裏天井材については、認定を取り消された構造方法(QF030RS-0010)により377棟が施工されていたが、その後の再試験により新たに認定を取得した構造方法(QF030RS-0098)に59棟が該当したため、残りの318棟について、ユーザーと協議の上、大和ハウスが新たに取得した構造方法(QF030RS-0099)で改修する。また同様に、「QF030RS-0037」を使用していた42棟についても、該当するユーザーへ個別に改修を案内する。
一方、耐火用間仕切り壁については、2つの構造方法による14件が該当しており、改修方法についてユーザーと個別協議を行なう予定。