(株)ディックスクロキは28日、2008年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(2007年4月1日~12月31日)の単体売上高は122億8,500万円(前年同期比▲6.8%)、営業利益は4億3,800万円(同118.1%増)、経常利益は2億200万円(同536.5%増)、当期純利益は8,000万円であった。
不動産管理事業の売り上げが前年同期を上回る一方で、不動産販売事業、建築請負事業の売り上げが、若干下回ったことから売上高は前年同期と比べやや減少となった。内訳は、不動産販売事業73億2,200万円(同▲4.2%)、建築請負事業5億5,500万円(同▲61.2%)、不動産管理事業44億700万円(同7.4%増)。
一方、引渡し予定物件の家賃収入が多かったことと、ファンドおよび個人オーナーからの物件の売却を受託、手数料収入があったことから、売上高売上総純利益率は前年同期の10%から14.1%に改善、その結果、売上総純利益が前年同期比31.3%増の17億3,000万円となった。また販売費および一般管理費の伸びが小幅にとどまったことから営業利益、経常利益、純利益とも前年同期比増となった。
なお、通期は、売上高287億円、営業利益17億6,200万円、経常利益16億5,000万円、当期純利益9億5,100万円を見込んでいる。