不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/2/18

増収も、工事原価の上昇等により減益/桧家住宅07年12月期決算

 (株)桧家住宅は15日、2007年12月期決算を発表した。

 当期(07年1月1日~12月31日)の連結経営成績は、売上高165億円、(前期比4.9%贈)、営業利益4億3,900万円(同▲17.7%)、経常利益5億1,600万円(同▲22.2%)、当期純利益2億3,600万円(同▲23.9%)となった。

 セグメント別では、木造注文住宅建築事業において、商品カタログを発刊。さらに、住宅展示場を5ヵ所開設したほか、2ヵ所のリニューアルを行ない、営業力の充実を図った。
 これらの結果、受注棟数799棟(同10.8%増)、受注高177億4,000万円(同25.3%増)、売上棟数750棟(同8.2%増)で、売上高は160億3,100万円(同5.6%増)を計上。しかし、アルミ建材および木材等の建築資材の値上げ等により工事原価が上昇し、営業利益は8億6,500万円(同▲6.0%)となった。

 その他事業におけるリフォーム事業では、リフォーム需要の増加により受注の増加を見込んだものの、十分に取り込めずに終わった。また、パートナーズサポートシステム事業では、全国の中小工務店を組織化するネットワーク事業を展開していたが、参加店数の純増を図りきれなかった。
 これらの結果、売上高は4憶6,900万円(同▲13.1%)に。利益面では、営業経費の削減を図ったものの、売上高の減少により、2,900万円の営業損失発生となった。

 次期は、売上高217億4,300円、営業利益6億100万円、経常利益6億5,300万円、当期純利益3億8,700万円を見込んでいる。

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