プロロジスは19日、マルチテナント型（複数企業向け）物流施設「プロロジスパーク小牧」（愛知県小牧市）の竣工式を、現地にて執り行なった。
同施設は、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造地上5階建て、敷地面積2万7,640平方メートル、延床面積5万6,827平方メートル。
名古屋市中心地から約15km、名神高速道路と東名高速道路の境界にある小牧インターチェンジから約3kmという好立地。名古屋高速小牧線、国道41号線、中央自動車道など東西南北を結ぶ主要な幹線道路へのアクセスにも優れており、名古屋空港、名古屋港、中部国際空港など近隣都市を結ぶ物流の要衝にある。
1階施設内中央には大型車路を設け、施設を2棟に分割。その間を通る中央車路の両面、および建物の東西の外周の計4面に、大型トラックが着床可能な複数のバースを設置し、敷地内駐車場には130台以上の普通車用スペースを確保した。2社による利用を想定しており、入居企業のそれぞれの要望を取り入れた事務所レイアウトやトラックバースデザインができる仕様となっている。
また、作業効率を高める最新のオフィススペース、24時間対応可能なセキュリティシステムなども導入。外構計画では、東側および北側の水路にコンクリート製の蓋をかけ、敷地内の植栽と一体化することにより、歩行者に快適なスペースを提供、地域貢献にも努める。
同施設の竣工により、同社が愛知県内で運営・開発する物流施設は、「プロロジスパーク セントレア」、「プロロジスパーク北名古屋」など計5施設となる。
