不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/3/28

首都圏の新築戸建て成約数7ヵ月連続で増加/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社ネットワークにおける2008年2月の首都圏流通市場動向を発表した。

 物件登録数は、新築戸建てが、1万2,609件(前年同月比1.1%増)で、11ヵ月連続のプラスとなった。中古戸建ては1,597件(同8.4%増)で前年同月比で2ヵ月連続プラス。中古マンションは2,629件(同33%増)となり、前年同月比で11ヵ月連続のプラスとなった。

 首都圏の物件成約数は、新築戸建ては2,354件(同33.9%増)と7ヵ月連続のプラスとなった。なお、神奈川県の成約数は674件(同29.9%増)で過去最高。中古戸建ては 373件(同7.8%増)で、3ヵ月連続のプラスとなった。中古マンションは666件(同9.5%増)と、5ヵ月連続のプラス。東京23区では、都心・城南エリアが好調で同4ヵ月連続二ケタ増となった。

 平均成約価格は、新築戸建てが、1戸当たり3,664万円(同0.3%増)で3ヵ月ぶりのプラスとなった。中古戸建ては1戸当たり2,919万円(同1.2%減)で2ヵ月連続のマイナスとなった。中古マンションは1平方メートル当たり38万400円(同15.1%増)で15ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,334万円 (同17.6%増)で14ヵ月連続の上昇となった。

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