(株)新都心リアルコーポレーション(東京都渋谷区、代表取締役:神長安彦氏)はこのほど、新築分譲マンションの完成在庫の買取再販事業を開始した。
首都圏の新築マンション完成在庫が急増していることを背景に、これら完成在庫を、ユーザー目線の適正価格で販売することで、不動産マーケットの正常化に寄与しようという狙い。
ケネディクス(株)や外資系金融機関、機関投資家等の出資を仰ぎ、新会社「新都心プロパティ(仮称)」を設立。潤沢な資金により、在庫を整理したいディベロッパー、債権回収の金融機関、債権債務整理のゼネコンなどから、完成在庫を買い取る。
コストの積み上げで「新価格」になった市場に対し、現相場の約1~3割引でユーザーに販売する。営業経費を削減するため、インターネットでユーザー会員を募集。1,000~2,000名の会員に対して、優先販売を行なっていく。
なお、同事業での第1弾販売物件は、ダイア建設(株)の「ダイアパレス立川若葉町」(東京都立川市、総戸数35戸)で、販売戸数は15戸。