日本アコモデーションファンド投資法人(NAF)は14日、2008年2月期決算を発表した。
当期(07年9月1日~08年2月29日)の営業収益は40億9,200万円(前期比16.1%増)、営業利益21億300万円(同17.2%増)、経常利益16億3,100万円(同12.7%増)、当期純利益16億3,000万円(同12.7%増)。1口当たり分配金は1万4,366円(前期:1万2,750円)。
期中、新たに7物件(取得価格の合計150億1,200万円)を取得し、期末の保有資産は37物件、取得価格の合計は1,232億4,500万円となった。また、効果的なリーシング活動、入居者サービスの増進などを行なった結果、期末のポートフォリオ平均稼働率は97.2%と、高水準で推移した。
次期については、「アコモデーション資産(シニア住宅・学生マンション等を含む賃貸住宅)への投資」と「三井不動産グループの活用」により、投資主価値の最大化をめざすとともに、東京23区に所在する賃貸住宅を中心に質の高いポートフォリオを構築・運営していくとし、営業収益45億600万円、営業利益22億2,500万円、経常利益16億3,100万円、当期純利益16億3,000万円、1口当たり分配金1万4,370円を見込む。