三光ソフラン(株)は22日、2008年8月期中間決算説明会を開催した。
当期(07年9月1日~08年2月29日)の連結売上高は116億6,400万円(前年同期比13.2%増)、営業利益は4億1,200万円(同▲18.9%)、経常利益は1,200万円(同▲98.2%)、当期純損失は3億8,000万円。
不動産事業・介護事業が好調に推移し、売上高は増収。しかしながら、建築資材の価格高騰・仕入土地の値上がり、投資事業組合の損失計上等により、利益率は大幅にダウンした。
併せて、通期連結業績予想の修正を発表した。
修正後の予想は、連結売上高260億円(前回発表比▲7.1%)、営業利益12億7,000万円(同▲40.7%)、経常利益7億2,000万円(同▲73.3%)、当期純利益3億2,000万円(同▲76.6%)。
建築基準法改正の影響で建物計画に遅れが生じたことにより、売上高を下方修正したもの。利益面では、当初計画していた株式の売却益が見込めなくなったこと、株式の低迷による投資有価証券評価損が発生したことなどから、大幅圧縮となった。
また、21日に行なわれた株主総会で、持株会社体制への移行が決定、6月1日より、三光ソフランホールディングス(株)に商号変更すると発表した。
新体制では、同社の関連会社(株)アップル、メディカル・ケア・サービス(株)の3社が合併。同社が建設・不動産事業を、アップルが賃貸管理事業を、メディカル・ケア・サービスが介護事業を推進していく。