ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人（JHR）は21日、2008年8月期中間決算を発表した。
当期（07年9月1日～08年2月29日）の運用状況は、営業収益29億5,200万円（前年同期比9.0％増）、営業利益14億6,500万円（同▲7.6％）、経常利益11億4,400万円（同▲19.6％）、当期純利益11億4,300万円（同▲19.7％）で、一口当たり純利益は1万2,465円となった。
今期は「オリエンタルホテル広島」（取得価額99億円）を新たに取得し、合計8ホテル（取得価額総額：850億5,800万円）を運用。（株）ホテルマネージメントジャパンに賃貸している5物件については、客室・宴会場等のリニューアルを積極的に実施。一方、他物件について建物管理委託費の削減なども行なった。
通期は、現在保有する変動賃料導入5ホテルの収益力の増加を図るとともに、ゴールドマン・サックス・グループと締結している情報提供契約を活用して、資産規模の拡大に取り組むとし、営業収益60億7,400万円、営業利益28億1,900万円、経常利益21億2,100万円、当期純利益21億2,000万円を見込む。
