不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/5/9

主力の仲介事業伸び悩み減益に/東急リバブル08年3月期決算

 東急リバブル(株)は8日、2008年3月期決算を発表した。
 当期(07年4月1日~08年3月31日)の連結売上高は680億8,500万円(前年同期比0.1%増)、営業利益96億4,400万円 (同▲7.3%) 、経常利益97億3,300万円 (同▲6.3%) 、当期純利益57億200万円 (同▲6.5%) と、売上高はほぼ前年度なみとしたものの、利益は前年度を下回った。

 主力の仲介事業は、6店舗を新規出店したほか、7店舗を大型店である「センター店」に移行するなど営業力強化を図ったが、取引件数の伸び悩み、平均取引価格も下落。ホールセール部門も期待ほどの伸びが無かった。売買仲介取扱高は8,552億7,200万円(同▲7.5%)、取扱件数1万4,717件(同▲3.5%)、手数料収入363億9,900万円(同▲5.0%)。仲介事業全体の営業収益は387億3,500万円(同▲4.7%)、営業利益91億6,900万円(同▲17.3%)だった。
 販売受託事業も、顧客の住宅取得マインド後退もあり、取扱件数4,030件(同▲8.3%)、営業収益52億6,200万円(同▲3.6%)、営業利益4億3,700万円(同▲18.5%)となった。

 一方、賃貸事業はサブリース物件のストック拡充等に努め、営業収益94億6,400万円(同13.9%増)、営業利益16億7,700万円(同20.5%増)と伸長。また、不動産販売事業も、事業性のある物件の買取仲介で、営業収益143億2,900万円(同10.2%増)、営業利益26億5,000万円(同107.8%増)となった。

 なお、次期については、連結売上高706億円、営業利益100億2,000円 、経常利益100億5,000万円 、当期純利益57億1,000万円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。