三井不動産レジデンシャル(株)は8日、新マンションセキュリティシステムを開発したと発表した。
新システムは、IC個人認証システムや監視カメラを活用することにより、防犯性を維持しながら、自宅玄関までの配達を可能としたもの。
新聞配達員など、事前登録した特定の会社・人物にICチップ内蔵カードキーを発行。カードキーを読み取り機にかざし、暗証番号を入力すると、共用部オートロックが解除されるというもの。
解錠可能な時間帯は、早朝など特定の時間帯に制限するよう設定が可能で、カードキーを紛失した場合には、当該カードキーにより解錠できないよう制御・設定することもできるという。
なお、入居者はICチップ内蔵キーをマンションエントランスの読み取り機にかざすことで、オートロックを解錠できる。
6月販売開始予定の「パークホームズ目黒中町」(東京都目黒区)を皮切りに、今後、都内新築分譲マンションに本システムを導入していく。