不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/5/15

マンション販売戸数大幅減も、営業利益は増加/コスモスイニシア08年3月期決算

 (株)コスモスイニシアは14日、2008年3月期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~08年3月31日)の連結売上高は1,944億3,900万円(前年同期比▲8.9%)、営業利益179億5,600万円(同0.8%増)、経常利益146億9,200万円(同▲7.0%)。税効果会計による繰延税金資産の増額計上等により、当期純利益は200億600万円(同27.5%増)となった。

 主力の不動産販売事業は、マンション引き渡し戸数が2,719戸(同▲18.2%)と大幅に減少したが、販売単価の上昇により売上総利益率が24.3%(同3.6ポイントアップ)したことで、営業利益は170億5,000万円(同9.8%増)となった。

 不動産管理事業は、マンション管理戸数が13万4,344戸(同4.3%増)となったものの、ビル・厚生施設管理が解約に伴い減益となったほか、営業費用も増加。売上高192億3,600万円(同1.3%増)、営業利益13億9,200万円(同▲5.9%)となった。

 不動産賃貸事業は、受託戸数7,112戸(同1.8%増)と堅調に推移し、売上高132億8,300万円(同9.1%増)となったが、営業費用の増加により営業利益▲2,100万円となった。

 なお、次期については、連結売上高2,350億円、営業利益162億円、経常利益120億円、当期純利益117億円を見込んでいる。

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