不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/5/20

特別損失計上で、純損失34億3,800万円/アゼル08年3月期決算

 (株)アゼルは15日、2008年3月期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~08年3月31日)の連結売上高は596億300万円(前期比▲16.5%)、営業利益は9億1,900万円(同▲69.9%)、経常利益は1億6,300万円(同▲92.6%)、当期純損失は34億3,800万円。

 レジャー事業において、前期に子会社となった「あかざわ温泉(株)」が売上・利益面に寄与。しかしながら、「棚卸資産の評価に関する会計基準」を早期適用し、収益性の低下による簿価切下げを実施したことにより、特別損失15億4,200万円の評価損失を計上。また、アミューズメント事業における事業用固定資産の減損損失等の特別損失を計上したことにより、純利益はマイナスとなった。

 併せて、同社は同日開催の取締役会において、代表取締役社長の異動および役員の異動を決議した。
 新代表取締役社長には、現・(株)プロスペクト取締役COOの古江 正氏、新代表取締役副社長には、現・プロスペクト・レジデンシャル・アドバイザーズ(株)取締役投資運用部長の依田 康氏が就任する。就任予定日は6月20日。

 なお、次期の見通しについては、新経営陣による事業構造の再構築を検討していることから、現時点での通期業績予想は未定としている。


 

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