
IREM JAPANは23日、ホテルフロラシオン青山(東京都港区)で2008年度総会を開催。08年度事業計画案、収支予算案などを承認・可決した。
08年度は、07年度から10年計画で実施している長期ビジョン「CPMのブランド化戦略」に基づき、CPM認知度向上のための広報活動、新規会員獲得のための支部支援事業、ファカルティ(認定講師)の育成、事務局体制の強化充実などを展開。また、早稲田大学大学院ファイナンス科との提携に向けた活動も継続するほか、会員利益優先の協会活動を行なうため、新たに会員の実態・ニーズをアンケート調査で把握する。
08年度から新会長に就任した佐々木正勝氏(第一建物(株)代表取締役)は「国土交通省の業態実態調査でも、取得ライセンスとしてCPMは3位にランキングされるなど、認知されている。国も不動産経営管理のあり方については、積極的に取り組む姿勢をみせている。今後も、CPMの果たすべき役割と責任は極めて重要であると考え、引き続きCPMの普及、ブランド化に力を入れていきたい」などと抱負を述べた。
また、かねてより東京都に申請していた同組織のNPO法人への移行について、5月20日に認定が下り、「NPO法人IREM JAPAN」として活動していくこととなった。