(株)リサ・パートナーズは10日、三島信用金庫(静岡県三島市、代表理事:稲田精治氏)との間で事業再生に関する業務協力協定を締結したと発表した。同庫が積極的に取り組んでいる事業再生に係る施策が、同社のノウハウ・実績に合致すると判断したことから協定締結に至ったもの。
三島信用金庫の国内の取引先において、相応の収益性を保っているものの、過剰負債等の問題があることにより企業活力が削がれている企業が主な再生支援対象。リサ・パートナーズの事業再生ノウハウや、全国の地域金融機関ネットワーク等を提供することにより、過剰負債の処理、不採算事業のリストラ、M&A等再生シナリオを策定・遂行し、対象企業の再生と地域活性化を同時に実現していく。
同社の信用金庫との個別業務提携(官民一体ファンド除く)は、今回で4件目。今後も地域金融機関および信用金庫との幅広いネットワークを活用し、地域経済の活性化に取り組んでいく、としている。