東急不動産(株)は8月19日に、(株)太平洋クラブ(東京都港区、社長:半田次義氏)と栃木県那須郡において営業中のゴルフ場「那須国際カントリークラブ」内にて、実践型ゴルフ練習施設「那須国際カントリークラブ トライフィールド」を開業すると発表した。
両社は、2007年3月にゴルフ事業に関する事業提携を行なっており、今回の取り組みは、その一環として実施するもの。
「那須国際カントリークラブ」は、東北自動車道「那須I.C.」から県道17号で約15分の場所に位置。05年に東急不動産が取得し、従来27ホールであったコースのうち9ホールを閉鎖、18ホールのゴルフ場として営業を開始した。その後、閉鎖した9ホールのうち7ホールを別荘地や会員制リゾートホテル「東急ハーヴェスト那須」など、東急那須リゾートとして開発した。
今回は、練習ホールとして利用していたロングホール、ミドルホールの2Hと、新しく造成したアプローチエリアを合わせた7.7haのフィールドに、太平洋クラブが運営するゴルフスクール「太平洋クラブゴルフアカデミー」のノウハウを注入、あらゆるレベルの練習に対応するフルスケールの実践型ゴルフ練習施設「トライフィールド」として開業するもの。
両社では、今後も大手ゴルフ事業者としてこれまで培ってきたのノウハウや、経営資源を活用しながらゴルフ業界の発展につながるような取り組みを実施していくという。