積水ハウス(株)は、環境省が創設した「エコ・ファースト制度」における「エコ・ファースト企業」の認定を、業界で初めて受けたと発表。また、さらなるCO2排出量削減、生態系ネットワークの復活、資源循環等に対する取り組みを進めていくため、24日には環境大臣に対して「エコ・ファーストの約束」を行なったことを明らかにした。
「エコ・ファースト制度」とは、企業が環境大臣に対し、京都議定書の目標達成に向けた地球温暖化対策など、自らの環境保全に関する取り組みを約束する制度で、今春からスタートしたもの。
「エコ・ファーストの約束」では、すべての戸建住宅に次世代省エネルギー基準を上回る仕様と高効率給湯器を標準化、さらに太陽光発電システムを推奨することで、居住時のCO2排出量を削減する「アクションプラン20」に取り組むことのほか、高度な省エネ技術と太陽光発電システム・燃料電池の創エネ技術で居住時のCO2排出量が差し引きほぼ0となる「CO2オフ住宅」の普及、その他廃棄物の発生量自体の削減・再資源化などについても、積極的に推進していくことを約束している。
同社では、今後も「エコ・ファーストの約束」の進捗状況を確認するとともに、その結果について環境省への報告およびサステナビリティレポートにして公表していく予定。