不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、同社ネットワークにおける2008年5月の首都圏賃貸市場動向を発表した。
同月の物件登録数は、居住用が4万1,358件(前年同月比▲14.8%)で、前年同月比24ヵ月連続の減少。事業用が4,835件(同▲2.5%)で、7ヵ月連続の減少となった。
居住用物件の成約数は7,847件(同▲10.2%)と、4ヵ月連続の減少。エリア別では、東京23区3,673件(同▲16.1%)、東京都下574件(同▲24.9%)、神奈川県2,978件(同3.7%増)、埼玉県719件(同▲12.6%)、千葉県477件(同▲18.3%)と神奈川県を除き減少。東京都は、全体でも17.6%の減少となっている。
1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,690円(同3.1%増)と3ヵ月連続の上昇。アパートは2,070円(同▲1.0%)となった。1戸当たりの成約平均賃料は、マンションが10万500円(同▲1.0%)で3ヵ月ぶりに下降。逆にアパートは、6万5,600円(同0.3%増)と3ヵ月ぶりの上昇となった。