不動産ニュース / イベント・セミナー

2008/7/18

「REB-100社の会」が発足1周年、10回のセミナーに1,820社が参加

セミナーには、今回も230名あまりが参加した
セミナーには、今回も230名あまりが参加した
「不動産業界を取り巻く環境は大変だが、ピンチはチャンス。この会を通じて人脈を広げビジネスチャンスにしてほしい」と語った、清水修司代表世話人
「不動産業界を取り巻く環境は大変だが、ピンチはチャンス。この会を通じて人脈を広げビジネスチャンスにしてほしい」と語った、清水修司代表世話人

 不動産事業者の情報交流を目的にした「REB-100社の会」(代表世話人:清水修司氏、(株)SD建築企画研究所代表取締役)は17日、コスモスイニシアセミナールーム(東京都千代田区)で、10回目となるセミナーを開催した。
 
 同会発足1周年の節目となった今回のセミナーには、約230名が参加。これまで開催した10回のセミナーには、延べ約1,820社が参加するなど成果を上げた。開会にあたって、同会を取りまとめる清水代表世話人は、「不動産業界を取り巻く環境は大変なものがある。逆に、こんなチャンスはないととらえる向きもある。この会を通じて、人脈と情報を広げ、ぜひビジネスに生かしてほしい」などと語った。

 セミナーでは、まず(株)木下工務店創業者の木下長志氏((株)木下ホームズ代表取締役社長)が講演。1963年に創業した木下工務店を、日本有数のハウスビルダーに育てた歴史を振り返り、「私はバブル崩壊を読み切れず、その後10年死ぬ思いをした。仕事に夢中になるのはいいが、一歩引いた眼で経済を自分なりに情報を収集して、分析することが重要だ。さらに重要なのが、人脈。このような会を通じて、自分に助言をしてくれる人を作っておくべき」などと語った。

 続いて、(株)東京カンテイ専務取締役の南 和文氏が講演。同氏は、不動産売買仲介におけるリスクの怖さについて解説。仲介会社のリスク回避手法としてのデューデリジェンスとエンジニアリングレポートの活用法を説いた。

 またセミナー後には、参加企業による企業PR、情報交流会が行なわれた。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

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