不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/8/7

東京主要5区の大型ビル空室率、5ヵ月連続の上昇/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は7日、2008年7月度の「東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)のオフィスビル市況速報」を発表した。

 同月の東京主要5区の大型ビル平均募集賃料は、坪あたり3万1,337円(前月比478円増)と、3ヵ月ぶりに前月比で上昇となった。千代田区・港区を中心に高額物件の新規募集が開始されたため。同社では「空室率上昇・賃料下落という現在の市場トレンドは変化がない」としている。

 それを裏付けるように、平均空室率は3.24%(前月比0.11ポイント増)と、5ヵ月連続で上昇した。エリア別では千代田区2.29%(同0.34ポイント増)、中央区1.46%(同0.06ポイント増)、港区4.76%(同▲0.23ポイント)、新宿区3.55%(同0.16ポイント増)、渋谷区4.14%(同0.11ポイント増)となった。港区の空室率下落は、約3,500坪の大型テナント成約の影響で、市況そのものが上向いているとはいえないとしている。

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