不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/8/14

不動産アドバイザリー事業営業利益、前年同期比61%減に/ケネディクス08年12月期中間決算

 ケネディクス(株)は13日、2008年12月期中間決算を発表した。

 当期(08年1月1日~6月30日)の連結営業収益は802億1,700万円(前年同期比▲19.5%)、営業利益154億4,300万円(同▲23.1%)、経常利益120億3,400万円(同▲31.1%)、当期純利益55億1,700万円(同▲44.6%)。

 不動産アドバイザリー事業では、アクイジションフィーおよび匿名組合分配損益の減少により、営業収益17億200万円(同▲54.1%)、営業利益11億7,300万円(同▲61.4%)となった。
 
 不動産投資事業では、賃貸事業収入が順調に推移したほか、同社グループがスポンサーとなっているケネディクス不動産投資法人へ、オフィスビル9物件、319億円を売却。しかし、上期に予定していた、商業施設を投資対象とする私募ファンドの組成が下期にずれ込んだことから、不動産売却収入が減少。結果、営業収益769億7,300万円(同▲16.6%)、営業利益133億7,100万円(同0.5%増)を計上した。

 アセットマネジメント事業では、受託資産の増加に伴いアセットマネジメントフィーが増加したものの、前年同期に比べ受託資産の外部売却が少なくなったため、インセンティブフィーが大幅に減少。これらの結果、営業収益34億1,700万円(同▲39.9%)、営業利益9億800万円(同▲56.0%)となった。

 通期は、営業収益1,881億円、営業利益318億円、経常利益243億円、当期純利益125億円を見込んでいる。

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