不動産ニュース / リフォーム

2008/8/20

「リフォームの裏側」体感できる実大施設を展開/東急ホームズ

工事途中のスケルトン状態の住戸をそのままモデル化
工事途中のスケルトン状態の住戸をそのままモデル化
スケルトン状態から定額制リフォーム「暮らしアップ」を用いてリフォームした住戸も公開
スケルトン状態から定額制リフォーム「暮らしアップ」を用いてリフォームした住戸も公開

 (株)東急ホームズは23日、実際の住宅を使ったリフォーム体感施設「暮らしアップ体感館」を、上野毛(東京都世田谷区)、高井戸(東京都杉並区)、横浜(横浜市西区)でオープンした。

 同施設は、実際にリフォーム施工中の建物を使い、通常では見ることができない床下・壁内・耐震補強の特長をユーザーに実感してもらうことを目的としたもの。同社が、定額制リフォーム「暮らしアップ」でリフォームを施工中の物件をモデル化したもので、1年半~2年サイクルで物件を変えていく。

 「上野毛」は、築35年の賃貸マンション3室を使い、工事途中のフルスケルトン状態、内装のみのリフォーム状態、間取りも変更したスケルトンリフォームを併行して展示。ユーザーが、各部屋の状態を比較しながらリフォームのポイントを実感できるようにしている。また「高井戸」は、3LDKの一戸建て住宅をリフォームしたもので、床下や壁内部のスケルトンの状態がチェックできるようにしているほか、宿泊体験も可能。今後、営業エリアの拡大に合わせて、首都圏一帯に順次施設を展開していく。

 同社はこの「体験館」と、定額制リフォームを施したモデルハウス、部資材を展示する「ショーサイト・ショールーム」を活用した営業展開により、ユーザーが抱く「価格の不安」「施工の不安」「品質の不安」の解消・シェア拡大を図り、2008年度の「暮らしアップ」受注棟数600棟(07年度:172棟)、リフォーム事業の総受注額137億円(同:21億円)をめざす。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。