(株)長谷工コーポレーションは5日、作業所における施工管理業務の質の向上と効率化を図るため、施工管理データベースシステム「C-Sight(Construction-Sight)」を構築し、作業所での採用を開始したと発表した。
同システムは、本社と各作業所をつなぐネットワークシステムで、各作業所のパソコンから所員や協力会社の職長が簡易な操作で必要事項を入力、その情報を本社側のデータベースで一括管理するもの。
これによって、作業所では所員が日々の安全書類等を自動作成することができ、業務省力化を図ることができる。また場内パトロールによる安全指示・是正状況の進捗をパソコン上で登録・管理することで、安全管理の徹底を図ることも可能となる。一方、本社で全作業所の出面を随時確認でき、労務確保に向けた迅速な対応が可能になるほか、作業所の安全記録が随時確認できるため、迅速な指示も実現できる。協力会社においても、各作業所で自社の作業実績確認が可能となる。
首都圏、関西圏ともに新規着工作業所から導入を始めている。今後、同システムの機能を拡張し、施工管理業務のさらなる向上をめざすとしている。