


ミサワホーム(株)は9日、鉄骨系ハイブリッド住宅の新商品「HYBRID ADEAR(ハイブリッド エイディア)」を10日より発売すると発表した。
ハイブリッド住宅とは、同社が開発した多機能・高性能素材「ニューセラミック」の外壁材と、鉄骨ラーメン構造を融合した商品。今回の新商品には、資材高騰の影響を価格に反映させないために、ユニット同士を離して配置、強度を維持しながらジョイントする新技術「スリットジョイント」工法を導入。鉄骨使用量を削減することで、コストダウンと環境負荷の低減を実現した。
「『永く愛せる家 永く愛される家』をテーマ、奇をてらわず、オーソドックスで、飽きの来ない商品」(取締役常務執行役員西原 均氏)として3つの建物スタイル、82のベースプランをベースに、多彩なアイテムを用意。間取り変更も含め、カスタマイズを可能としている。
マルチに使える「タタミコーナー」をLDK横に設置したほか、LDKにプラスする「アウトリビング」も採用した。さらに太陽熱を利用して室内を暖める暖房補助システム「ソーラースパントレル」、省電力のLED照明器具や蛍光灯タイプのダウンライト、リサイクル素材「M-Wood(エム・ウッド)」などを用意、「エコロジー&エコノミー」な暮らしを提案している。
価格は、31~44坪タイプ・寄棟屋根のベーシック仕様が坪単価49万9,000円から。切妻屋根のカスタム仕様が坪単価59万6,000円から。年間200棟の販売をめざす。