不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/10/14

シニア住宅事業好調も減収減益/ランド09年2月期中間決算

 (株)ランドは10日、2009年2月期中間決算の説明会を開催した。

 当期(2008年3月1日~8月31日)の連結売上高は295億9,200万円(前年同期比▲17.8%)、営業利益17億6,100万円(同▲75.9%)、経常利益3億1,600万円(同▲95.3%)、当期純利益1億200万円(同▲97%)となった。

 不動産販売事業では、「白金高輪プロジェクト」(東京都港区)など不動産流動化案件15件の引渡しや、自社分譲マンションの引渡しを行なった結果、売上高277億9,800万円(同▲18.6%)、営業利益15億8,600万円(同▲76.3%)を計上した。
 不動産関連業務受託事業では、収益不動産保有事業における賃貸収入などにより、売上高5億3,300万円(同▲61.2%)、営業利益1億900万円(同▲86.1%)と大幅減となった。
 また、シニア住宅事業では、「ネクサスコート久地」を新規開設するとともに開設済みの施設の稼働率が順調に推移。売上高13億6,800万円(同199.2%増)、営業利益4,700万円(前年同期:▲2億3,200万円)となった。

 説明会の席上、同社代表取締役社長・松谷昌樹氏は「不動産市場の低迷などから、当面は財務基盤の強化とコストの削減に努めていきたい。また、稼働率が順調に推移しているシニア住宅事業に関しては、今後、当社の柱となるよう、力を入れていく」と語った。

 通期では、前回発表時からの変更はなく、売上高600億円、営業利益55億円、経常利益32億円、当期純利益18億4,000万円を見込んでいる。

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