不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/10/17

国際航業HDが筆頭株主に、「東京不動産取引所」実現へ体制整備/IDU

 (株)アイディーユーは15日、国際航業ホールディングス(株)(東京都千代田区、代表取締役社長:田二谷 正純氏、以下国際航業HD)との業務資本提携に基本合意したと発表した。

 同社の2008年8月期決算は、主力の不動産オークション事業の不振や保有不動産の評価損計上等により、営業損失約45億円、当期純損失約261億円となっていた。そのため、今回の提携に基づき、同社は、国際興業HDを割当先とする第三者割当(総額15億円)を実施。これにより、国際航業HDは同社株式の38.0%を保有する筆頭株主となる。

 提携に基づき、両社が強みを持つ「空間情報データベースの整備」について協業し、不動産に関する世界最大級のデータベース構築をめざす。IDUは、マザーズオークションをはじめとする不動産ソリューションテクノロジーを国際航業HDに提供。一方、国際航業HDは、防災・環境に関する空間情報データベースを、IDUが創設をめざしている「東京不動産取引所」に提供する。

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