三井ホーム(株)は30日、2009年3月期第2四半期決算の説明会を開催した。
当期(08年4月1日~9月30日)の連結売上高は952億2,300万円(前年同期比▲4.7%)、営業損失は40億9,800万円、経常損失は41億4,500万円(前年同期は▲41億5,400万円)、当期純損失は33億900万円(同▲30億7,900万円)。
主要事業である建築請負事業では、同社の事業用建築事業や三井ホームリモデリングのリフォーム事業の減収などにより、売上高は713億8,800万円(前年同期比▲6.9%)にとどまった。しかし、経費減少のため、営業損失は33億3,600万円(前年同期は34億6,400万円の損失)と、前年同期比でやや改善した。
説明会の席上、同社代表取締役社長の中村良二氏は「通期については2,000万~3,000万円台の中間層の受注拡大を図っていく。きめ細やかな商品開発を行なうことでさらなる事業拡大を図っていきたい」と述べた。
なお、通期(08月4月1日~09年3月31日)の業績については、連結売上高2,430億円(前期比▲1.0%)、営業利益55億円(同9.9%増)、経常利益55億円(同14.9%増)、当期純利益29億円(同36.2%増)を見込んでいる。